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NickとJunkoの住んでいたConcord市の紹介

  私たちが住んでいるConcord(コンコルド)市は、実は、結構有名な観光地なんです! もちろん、そんなことは、百も承知だったけど、デジタルカメラを買って張り切っているNickと、久しぶりにConcordの観光名所に行って、認識を新たにしたのだった。駐車場は満車状態、観光バスまで来ていて、カメラを持った観光客がゾロゾロ。地球の歩き方を持った日本人の女の子もちらほら。夏の日曜日だったせいもあるんだろうけどね。

  日本人の間では、コンコルドと勝手に呼んでいるけど、アメリカ人にはそれでは絶対に通じない。カンカード(最初の”カ”にアクセントを置く)とちょっと気取って言わないといけない。

  旅行に行って、ツーリストや地元の人にカメラをとってもらったりして、ちょっと会話する時など、必ず、「どこから来たの?」と聞かれる。「マサチュセッツ州のカンカード」と答えても、教養のあるアメリカ人ならわかる人も多いんじゃないかな。Concordと隣のLexington(レキシントン)市で、1775年、アメリカ独立戦争が始まったから。日本の関ヶ原みたいなものかなと私は勝手に解釈している。

  アメリカがイギリスの植民地だった時、イギリス本国の財政赤字解消のために、アメリカに重い課税を課せられるようになった。紅茶への課税に怒ったボストニアンがインディアンに扮装して、ボストンの港に停泊していたイギリスの船から紅茶の箱を海に投げ捨て(ボストン茶会事件)、双方の緊張が高まっていった。

  当時、Concordには、植民地軍の武器弾薬が保管されていたので、イギリス軍は軍隊をConcordに侵攻しようとした。その動きに気づいたポール・リビアがConcordの中継地レキシントンへ馬を走らせ(ポール・リビアの真夜中の疾駆)、イギリス軍の奇襲を知らせた。こうして、1775年4月19日Concordとレキシントンで、その後8年間に渡って繰り広げられる独立戦争が始まったのである。

  Concordのオールド・ノース・ブリッジでは、Concord川をはさんで激戦が行われた。 毎年4月第三月曜日のPatriot's Day(愛国者の日)の早朝5時か6時頃、当時の戦いを再現するセレモニーが行われる。Nickが走るボストンマラソンがこの日に行われるし、何より朝の弱い私たち、見たいと思いつつも、とうてい起きられない。来年こそはきっと...でもムリだろうなあ。

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  オールド・ノース・ブリッジの橋のたもとには、minute man(ミニッツマン)の像がある。ミニッツマンとは、農民兵が1分以内に戦う態勢にはいるという意味で名づけられた。ここには、当時の農民兵の服を着た地元のボランティアがガイドをしている。

  

  また、Concordには、多くの文学者が住んでいた。「Little Women(若草物語)」のルイザ・メイ・オルコット(誰が若草物語と訳したのだろう?)、超越主義を唱えたエマソンとルイザの父ブロンソン・オルコット、「ウォールデン」のソロー、「緋文学」のホーソンが有名だ。

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  オルコットが住んだオーチャード・ハウスがこれ。中を見学できるけど、ツアーによる見学のみで30分以上かかり、もちろん、説明は英語。基本的に、アメリカの観光地は説明のガイドがいるツアーによる見学が多い。ヒアリングの練習になると前向きに考えたいけど、英語がわからなくて、あくびの連続、早く終わらないかなと思ってしまう。わかっているふりをして聞いているけど、ガイドさんのギャグに反応できなくて、人数が少ない時など辛い...その点、Nickは、タイミングよくあいづちをうって、わかったふりをするのがうまい。私の「ニューイングランドの穴場」のオーチャードハウスのホームページも見てね。

  Colonial InnがConcordのおすすめのホテルとレストラン。歴史のあるホテルなので(つまり古いってこと?)、冬はすきま風もはいってちょっと寒いらしい。でも、レストランはおしゃれでおいしい。食事だけでなく、アフタヌーンティもある。私は脂っこいアメリカの料理が苦手で、外食といえば、日本食か中華か韓国レストランとワンパターンだった。でも、このColonial Innのレストランで食べた食事が、アメリカで今まで食べた中でいちばんおいしいと思ったし、これ以後、アメリカンにも捜せばおいしいものがあるんじゃないといろいろトライするようになった。でも、最近は、料理もサービスもよくないという意見が多い。ギフトショップ(John Anthony's)もかわいいよ。(注)手狭になったため、町の真ん中のWalden Streetのおもちゃ屋さんの隣りに、最近、移転した。

  アメリカは、一般に、ダウンタウンより郊外の方が治安がいい。Concordと隣のレキシントンは、治安もよく、教育レベルが高いことで有名で、日本人で子どものいる人は住みたがる。教育の予算は、住んでいる町の住民の税金でまかなわれるので、その分、税金、特に固定資産税も高く、家賃も高い。ある程度、収入がないと住めないので、治安がいいのである。Concordには、街の景観をくずさないため、マクドナルドなどのファーストフードも条例で禁止されている。

  ボストンに来たら、Concordまで足をのばしてみてはいかが? ボストンからツアーバスも出ているよ。歩くのが苦にならなければ、commuter rail(ローカル電車)でも来られる。特に、紅葉の美しい秋がおすすめ。

  Concordまで来るなら、私たちの住んでいるWest Concordにもどうぞ。かわいいお店があります。私の「ニューイングランドの穴場」のWest Concordへ。

  Concord観光の際は、私の「ニューイングランドの穴場」のConcord近辺のレストランをご参考に。

  ほんとに歩いて観光したご家族がいらっしゃいました。「Teamのののボストン・NYを行く」には、ご夫妻と3人のお嬢さんがConcordを観光した様子が楽しく書かれています。ののの家のホームページへ。

  北海道の函館の近くにある七飯(ななえ)町は、Concord市の姉妹都市です。七飯町のホームページもどうぞ。

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