Muir Wood国定公園とStinson Beach

  サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジの北に、樹皮が赤っぽい木、レッドウッド(Redwood)がおい茂る、ミュアウッズ国定公園(Muir Woods National Monument)がある。

  高すぎて、木のてっぺんを仰ぎ見るのもできないくらいのレッドウッズが、うっそうと茂った森。ところどころ、木漏れ日が差すけど、日の光もなかなか下まで届かない。

  1800年代には、北カリフォルニアの海岸沿いには、レッドウッドの木々がおい茂っていたが、ほとんどが伐採され、今は、オレゴン州南部からモントレーまでの500マイルしか残っていない。ミュアウッズの森は、交通が不便だったので、伐採を免れたのだった。それはそうだ、公園までは、車酔いしそうなくねくね道だったもの。

  1905年、下院議員のケント夫妻が、295エーカーのミュアウッズの土地を45,000ドルで購入し、1908年に連邦政府に寄付をした。セオドラ・ルーズベルト大統領が、ミュアウッズを国定公園にした時に、公園の名前をケントと名付けようとしたのだが、ケントは、哲学者、科学者、自然保護者であったジョン・ミュアの名前をとって、ミュアウッズと名付けた。

  レッドウッドは、ヨセミテ国立公園などにあるジャイアントセコイアによく似ているが、レッドウッドの方が、背が高く、幹が細い。樹齢は平均2000年。世界でいちばん高い木として有名で、1963年に測られたものは、367.8フィート(約110m)もあった。根っこは、深さが3-3.9mと浅いが、18-24mと横に広がっているので、これだけ背の高い木を支えられるのだろう。

  Redwod Creek(小川)沿いに舗装された遊歩道があって、30分、1時間、1時間半コース、それよりずっと長いオーシャンビュートレイルなどと、時間と体力に合わせて歩ける。公園内は日陰が多く、涼しいので、森林浴にはもってこいだが、夏でも半袖だけでは寒いこともあるので注意してね。

  ミュアウッズの四季はそれぞれ美しい。秋がいちばん暖かく、メープルの木が紅葉してとてもきれい。冬は、鮭やレインボウトラウト(ますの一種)が産卵のため川を上っていく。春は花が咲き乱れ、夏は霧が多い。森の中は、日陰で食べ物が少ないので、動物は少ない。ふくろうやしまりす、こうもり、鹿ぐらい。

  ミュアウッズまで来たら、Stinson Beachまで行ってみて。Panoramic HWYでも行けるし、Muir Wood Rdからルート1経由でも行ける。何てことはない砂浜のビーチだけどね。ルート1沿いのMuir Beach Overlookが私のお気に入り。崖の先まで遊歩道がのびていて、左下方のMuir Beachには白い波がくだけるのが見え、ここから見える夕日はきっときれいだろうね。高所恐怖症の人はダメかな。

  サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジから、101、そして、くねくね道のルート1を行くこと12マイル。約30分。駐車場が少ないので、路肩にずらーっと止まっている車と車の間に何とかスペースを見つけ、てくてく公園の入口まで歩いていく。朝早くか午後遅く行くのがいいらしい。入場料1人2ドル。私たちは、ナショナルパークパス(国立公園のパス)でタダになった。オープンは、8時から日没まで。

  問い合わせは、telは、415−388−2595、またはミュアウッズのホームページへ。

    

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